イエリマダルー産地
イエリマダル―産地は、その名の由来となっている小川のほとりに位置しています。チクマンガルール(カルナタカ州)、ドゥルガダベタ地域の傾斜地に広がる、まるで絵画のように美しいこの農園では、アラビカ種とロブスタ種のコーヒーを、コショウやアレカヤシと共に栽培しています。標高900~1000メートルの地に550エーカーに渡って広がるこの農園は、1891年に開拓されたのち、1938年にマナメル家によって相続・運営されています。50年近い歴史を誇るコーヒー栽培で、S9(Selection-9)やS795(Selection-795)、カチモールやカツーラ種などの素晴らしいコーヒーを育てています。また日陰を利用したコーヒー栽培に加え、イエリマダルーではブラックペッパーやアレカヤシを栽培し、バイソンやホエジカ、イノシシやクジャクなどの多くの野生動物の生息地としての役割も担っています。