MADHU AGRO PLANTATION

マドゥ・アグロ・ナチュラル

フレーバー:チェリー、マーマレード、ハニー
焙煎度:ミディアムロースト
精製方法:ナチュラル
地域:オリッサ州コラプット
標高:900 MASL
品種:Chandragiri & Selection 795

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38時間の発酵を加えたナチュラルプロセスのミディアムローストのコーヒーです。エスプレッソに適したプロファイルで焙煎されていますが、ハンドドリップでもエアロプレスでもおいしく淹れられます。チェリー、オレンジマーマレード、ハニーのテイスティングノートは、クリーンでフルーティーな香りを好む方に最適です。

2022年2月、ブルートーカイのチームは、この未開拓のコーヒー産地の可能性を探るため、初めてコラプットを訪れました。マドゥ・アグロ農園はこのエリアのコーヒー農園の中で、生産者とともにサンプルをカッピングした唯一の農園です。

今回のロットの精製方法は、コーヒーコンサルタントのビニー・ヴァルゲーズが考案したもので、2022年から2023年にかけて、マドゥ・アグロ農園のチームと協力して、収穫後の精製技術を向上させました。完熟したコーヒーチェリーのみを選別しながら手摘みした200kgの小ロットの豆を水洗いして、密閉したバレルで発酵させます。38時間後に取り出し、遮光布で覆われた高床に置きます。これは、厳しい日差しが当たるのを防ぎ、過度な乾燥を避けるためです。21日間、高床の上で乾燥させたチェリーをキュアリング工場に送り、殻剥きと袋詰めを行いました。

MADHU AGRO PLANTATION

マドゥ・アグロ・プランテーション

マドゥ・アグロ農園は、オリッサ州コラプット地域の東ガーツ山脈の高地にあり、現在はニルマラ・レディとラジェシュワリ・レディの母娘によって運営されています。コラプットはインドでは比較的新しいコーヒーの生産地で、商業的な規模でコーヒーが栽培されるようになったのは1960年代から。マドゥ・アグロ農園も1996年に設立されました。

シナモン、ベイリーフ、ジンジャー、ペッパーなどのさまざまなスパイスに加え、レモン、タマリンドなど20種類以上の植物、ジャムン、ジャックフルーツ、バナナ、オレンジ、ローズアップル、パッションフルーツ、カスタードアップル、ローズアップル、チクー、グアバなど多彩な果物が生育する緑豊かなコーヒー農園です。この地域で唯一の女性経営のコーヒー農園で、働き手のほとんどは女性で占められています。近隣の採石による環境破壊や労働力不足、時折発生するサルの脅威など数々の課題に直面しながらも、母娘の熱意によって、最高のコーヒーを生産するために、品種の分離や乾燥発酵などのノウハウを徐々に取り入れています。